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★世界フィギュア開幕前日★

更新できないままだいぶ経ってしまいました。
気がついたらもう世界フィギュア前日です…。
今年は東京開催!!本当に楽しみですね♪
今日はみどころや注目選手を紹介していきたいと思います。

今大会のみどころはやっぱり男女シングルの優勝争いだと思います。優勝候補筆頭の選手はたくさんいますが、頭ひとつ抜け出て有利と言える選手は少ないのではないでしょうか。男子は連覇中のランビエールもシーズン中欠場が目立っていたし、ジュベールも怪我があるようです。ライサチェクも四大陸選手権を見ていると調子がいいのかどうか分からない。高橋大輔ももちろんメダル争いができると思いますが、4回転ジャンプが決まるかどうかが鍵になりますね。女子は浅田真央有利と言われますが、自国開催がプレッシャーとなるか励みとなるか分からないし、ステップからのトリプルアクセルの成功可否も鍵になりますね。安藤美姫は4回転を入れるのかどうか、脱臼はもう大丈夫かどうか。中野友加里は最初のトリプルアクセルがどうなるかですね。金妍兒は昨日の報道で「腰痛悪化」と言われているし、マイズナーも四大陸選手権でフリップでミスがあったり、シーズンを通してショートプログラムのジャンプにミスが出たりしています。

私は、日本勢の優勝、もしくはメダル獲得は十分にあると思っています。これまでの試合を見てきても、そう思わせる根拠は十分にありますよね。浅田真央がこのまま本人の宣言どおり日本で優勝を勝ち取るか、ここ一番に素晴らしい精神力を発揮してGPFを制した金妍兒か、マイズナーの連覇か…考えるだけでも本当に楽しみです。

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日本代表は、アイスダンスが渡部心・木戸晃之組。
男子シングルは、高橋大輔と織田信成。
女子シングルは、浅田真央・安藤美姫・中野友加里。
女子はまた後で詳しく見ますが、ここでは男女日本代表をじっくり見ていきます。

まずは高橋大輔。関西大学に通う21歳。岡山県出身です。昨季はGPF3位、全日本選手権優勝などの成績を残し、トリノ五輪にも出場しました。今季はスケートカナダで2位、NHK杯で優勝し、GPFでは体調を崩しながらも2位に入り、全日本選手権を連覇。4Tも決まり始め、精神面も鍛えられてきています。シーズン序盤はフリー終盤に飛ぶ3Loが丸ごと抜けてしまったりしていましたからね…。今季SPはチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」。FSは「オペラ座の怪人」。どちらもしっかりと自分のものにして滑れています。高橋と言えばステップ!!と強調されてきましたが、スピンやジャンプも今季すごく良くなって、誰よりも成長した選手の一人と言えると思います。今回の世界選手権では見られないと思いますが、現在4F、つまり4回転のフリップジャンプを練習中だそうです。公式大会で見られる日が待ち遠しいですね。今回は日本に久しぶりの男子シングル世界選手権メダル獲得の報せをもたらしてくれるはず。

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続いて織田信成。高橋より1つ年下で、同じく関西大学に在籍しています。出身は大阪府。同じ大学の先輩後輩が日本のトップを争っているんですね。昨季に続き、世界選手権代表になりました。昨季は4位に入ったということもあり、「今年はメダルを」と本人も周囲も思っていることでしょう。今季はスケートアメリカで優勝、NHK杯2位。GPFでは3位に入り、全日本選手権も2位でした。現在の課題は4回転ジャンプ。今季はまだプログラムに入れていません。昨日の公式練習では4Lz、4回転のルッツ!!に挑戦していたそうです。織田のジャンプは綺麗で着氷がしなやか。高さがあり、回転も美しい。観客を惹き込んで楽しい演技を見せてくれます。今季はSP「Fly me to the moon」を楽しく滑ります。FSはチャイコフスキーの「交響曲第4番」を滑っていましたが、何と世界選手権で曲を変え「ミッション・インポッシブル」にするそうです。落ち着いて、ダイナミックな演技を見せてほしいですね。

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女子シングル日本代表で最年長となる中野友加里は、早稲田大学に通う21歳。去年は村主や恩田とともに世界選手権に初出場、最年少でしたからね。出身は愛知県です。何と今回は女子シングル代表全員が愛知生まれ。さすがスケート大国(?)の愛知ですね。昨季は五輪代表選考にも食い込んだ実力者で、NHK杯優勝の涙、GPF銅メダル獲得の笑顔は忘れることができません。昨年の世界選手権では初出場で5位!!エキシビションにも出場しました。今季はGPSで思うような結果が残せず、GPF出場ならず。それでも全日本選手権に向けてきちんと調整し、今年は自力で世界選手権代表権を勝ち取りました(全日本選手権3位)。今季はショートプログラムで映画SAYURIより「Memories of a Geisha」を演じ、独自の表現力を見せます。彼女の見せ場、ドーナツスピンはため息が漏れてしまいます。会場も大盛り上がり!!フリーは「シンデレラ」。昨年の「ドン・キホーテ」のように元気いっぱい演じる曲ではないので、自分らしく滑って音楽と調和するまでにだいぶ時間がかかったようです。彼女は伊藤みどり以来10年ぶりの日本人トリプルアクセルジャンパーとして名を馳せた選手なので、トリプルアクセルに果敢に挑戦していますが、今季はまだ決まっていません。世界選手権ではどうなるか注目です。

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久しぶりに世界選手権の舞台に立つ安藤美姫。トヨタ自動車に所属し、社会人学生として中京大学で学ぶ19歳です。苦しんだ昨季を忘れさせるかのような素晴らしい活躍を、今季は見せてくれました。昨季は全日本選手権6位、トリノ五輪15位など、得意のジャンプも決まらず苦しい年となりました。しかし今季はスケートアメリカで浅田真央やマイズナーを抑えて192点台でのシニア世界大会初優勝を飾ると、続くフランス杯でも金妍兒に次ぐ2位となり、早々にGPF出場権を獲得しました。全日本選手権ではフリーの演技中に肩を脱臼するというハプニングに見舞われましたが、それでも演技を続けて2位に入り、世界選手権代表権を手にしました。その後はアイスショーなどを欠場して調整に専念し、世界フィギュアに臨むようです。万全かどうかはわかりませんが…。安藤と言えば4回転ジャンプ。公式大会ではまだ1度しか跳べていません。今大会で入れる可能性は私は低いと思っています。4回転なしでも高得点を取れるプログラム構成なので、ノーミスの演技をしてほしいなと思います。安藤の今季SPは「千夜一夜物語」。青い衣装で力強く演じます。3-3のコンビネーションジャンプを始め、綺麗にまとまったプログラムです。FSはメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」。特に中盤は難易度の高いジャンプを次々に決めていきます。安藤が今季をどう締めくくるのか、楽しみです。

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浅田真央は中京大中京高校の1年生で、16歳。愛知県出身で、今は練習の拠点をアメリカに移しています。世界フィギュア初出場。グランプリファイナル準優勝、全日本選手権優勝という輝かしい成績をおさめて、この世界フィギュア出場権を獲得しました。浅田は昨季シニア初挑戦とは思えない驚きの快進撃を見せました。シニアデビュー戦となった中国杯では荒川静香を抑えて2位、続くフランス杯ではコーエン、荒川に勝って優勝。GPFではスルツカヤを破って堂々の優勝を飾りました。しかし、今季はプレッシャーや決められないジャンプとの戦いでした。スケートアメリカではフリーで崩れて三位、一気にGPF出場が危ぶまれました。NHK杯では転倒こそしなかったものの、完璧なトリプルアクセルはここでも決められず。しかし199点台を出して優勝し、自力でGPF出場権を獲得しました。でもそのGPFでは体調を崩し、同い年のライバル金妍兒にフリーで逆転され、連覇ならず。浅田にとって、今季は本当に苦しい1年でした。全日本選手権ではやっとトリプルアクセルが綺麗に決まり、211点台を出して優勝。やっと満足のいく演技ができたことが嬉しかったのか、演技終了後は涙を見せました。浅田がそこまでこだわっていたジャンプ、それはトリプルアクセルです。フリーで跳ぶ最初のジャンプ。去年もトリプルアクセルを跳んでいたけれど、去年とは違う、更に難しいトリプルアクセルなのです。踏み切る前にステップを入れ、4回転ジャンプに匹敵する難易度のアクセルを跳んでいるのです。ステップを入れることによって踏み切るタイミングが変わり、なかなか綺麗に跳ぶことができずにいたのです。成功率はぐっと下がりました。それでも浅田は、「もう今までと同じトリプルアクセルにしよう」と諦めることなく、ずっと挑戦し続けました。失敗しても、笑顔で「次は跳べるように頑張ります」と答えていました。本当はものすごい葛藤があったに違いありません。浅田がこだわり続けたステップからのトリプルアクセル。世界フィギュアでぜひ成功させてほしいですね。浅田真央の今季SPは「ノクターン」。これは今季出場した全ての大会で首位に立つ素晴らしい出来を見せています。美しい3F+3Loを始め、彼女の魅力がぎっしりと詰まっています。FSは「チャルダッシュ」。序盤には3A, 2A+3T, 3F+3Loなど難易度の高いジャンプが目白押し。ステップやスパイラルに手を加えて、最強バージョンで世界フィギュアに臨みます。一番注目されることは間違いないけれど、落ち着いて自分のペースを保ってほしいと思います。浅田真央の強さをここでも見せてくれるといいですね。

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男女ともに接戦が予想される世界フィギュアスケート選手権。
いよいよ明日、開幕です!!
いちばんいいパフォーマンスができた選手に、一番高い表彰台を!!

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