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2006 Skate America★FS編★

スケートアメリカ、女子シングルが終わりました。
優勝は安藤美姫。192.59という高得点で見事逆転優勝。
そして2位Kimmie Meissner、彼女も調子を戻して順位を上げました。
浅田真央は総合3位と順位を落とす結果になりました。

安藤はシニア世界大会初優勝です。
プログラムの内容を見ても、得点を見ても本当に文句なしのトップでした。
男子シングルに続き、女子も日本が優勝。これはかなり嬉しいことです。
女子シングルでいちばん強いのは日本かもしれません!!

今日の安藤のプログラムを見てみましょう。
最初のトリプルルッツ+トリプルループ、とてもよかった。あれだけで12点をとっている訳です。浅田真央とはSP約2点差だった上に浅田の技術点が40点台と低かったので、真央ちゃんはあれにあっさり抜かれたと言ってもいいくらい…。続くトリプルサルコウトリプルフリップも両方しっかり跳べました。ジャンプに力を入れて1からやってきたんだということがよくわかる演技。安藤はスピンもよくなっています。ポジションもスピードもいい。次の要素、スパイラルシークエンスではレベル4の上にプラス評価を受けました。でも安藤のスパイラルってそんなに上質なんだろうか…?とコーエンに見慣れた私は思ってしまうんです。あれと比べたらいけませんよねwww後半にバテる彼女、中盤にジャンプ目白押しにしてきました。トリプルルッツ、よかったです。あれ、この子こんなルッツ跳べてたっけ?と思うジャンプでした。その次は三連続のコンビネーションを持ってきました。トリプルトウ+ダブルループ+ダブルループです。ジャンプをたくさんしても、流れは止まりませんでした。そしてまだやります。トリプルフリップ+ダブルループ、そしてダブルアクセル。フリーもジャンプは全て成功。マイナスの評価は1つも受けませんでした。スピンやステップで見せる終盤は少し疲れが見えました。でも、コンビネーションスピンはどのポジションもしっかりしていて綺麗だったし、足換えもスムーズでした。ストレートラインステップもつまづきをカバーできてたし、すごく力強かった。

そんな彼女がたたき出したのは、SPとの合計で192.59という高得点!!もちろんパーソナルベストですし、190点台を出したことのある選手ってそんなにいないんです。真央ちゃんも出していません。文句なしの1位でした。でも正直あんまり思い入れのない選手なので、心に残らないスケートアメリカになってしまいました><;

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(スケートアメリカ逆転優勝、安藤美姫)


2位はKimmie Meissnerでした。世界チャンピオンに相応しい演技でした♡今日のキミー可愛かったぁ♪やっぱり人間って17歳まで若いんだろうか。舞、キミー、真央のハイスクール組と大学に入った安藤では若さが何か違う。安藤は何となくこっち寄りな気がするんですけど…。

フラメンコ音楽にのって、シャープでしなやかに魅せてくれたKimmieは若干17歳の世界女王なんです。トリノオリンピックにも出ていました。昨日はジャンプにミスがあったものの、1日で調子を戻すとは素晴らしい。今日いちばん綺麗なジャンプをしたのは彼女だったのではないかなぁと私は思います。3ルッツ+3トウ、今日は綺麗に成功!!でも…3アクセルには挑戦しませんでした。最初から最後まで均等にジャンプを散りばめた、見やすいプログラム構成でした。彼女もスピンが上手。スパイラルはあまり柔軟性に富んでいないけど、綺麗なポジションを保てているし、手の使い方も上手です。浅田真央を上回ったことは、次のキム・ユナとの対決に向けて大きな自信になったことでしょう。

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(プレッシャーはねのけて銀メダル!)

そして、残念としか言えない今日の真央ちゃん><ショートがあんなに良かっただけに余計、このフリーの出来に見ているほうも本人も驚いたと思います。ショートの点数がよかったから総合三位ですが、フリーだけではサラ・マイアーに次ぐ4位なんです。NHK杯でまた完全復活の笑顔を見られることを期待して、今日の演技をもう一度振り返ってみようと思います。

何と言っても最初のトリプルアクセル失敗…。ステップから入るという難しいジャンプを入れて高得点獲得を狙っているのですが、勢いが足りなかったという本人の言葉通り、1回転しかできませんでした。トリプルアクセルの基礎点は7.5です。それがシングルになると0.80しかなくなるんです。大きなロスですよね。直前の6分間練習でも何度も成功していただけに、悔しい結果となってしまいました。まずはステップを抜いて普通にトリプルアクセルを跳んだほうがいいのでは?と思います。 次はダブルアクセル+ダブルトウ。これも何か力が余ってしまったような、不完全燃焼っぽい着氷。加点されてはいますが、トリプルジャンプ1つ分相当くらいの得点にしかなりません。ここは本当はトリプルアクセルからのコンビネーションにしたいのかな??次こそは立て直したいと思ったものの、得意のトリプルフリップがダブルになってしまいました。これも5.5→1.70(基礎点)と大きな点数ロスです。 それまでの悩ましい曲調から一気にテンポアップするチャルダッシュ。それに乗って、リンクに円を描くサーキュラーステップを見せます。これも何だか元気がないように見えました。今日は終始、彼女らしさに欠けたような気がしてなりませんでした…。次の要素ダブルアクセル成功、そしてトリプルフリップも決まり、やっといつもの彼女らしいジャンプが戻ってきました。でもまた終盤のトリプルルッツでややマイナスの評価を受けるなど、最後まで調子を取り戻せないままでした。

テクニカルエレメンツは何と49.03…。いつもの真央ちゃんではありません。安藤は70点台、Meissnerが63点台を出していることを考えても(滑走順はMeissnerや安藤が後)、優勝争いに食い込んでいくような点数とは言えないんです。プログラムコンポーネンツも53.36と低い。いつもは7点台を揃えてくる彼女が、今日はスケーティングスキル以外全て6点台。でもまだシーズン序盤。それに彼女は前年GPF優勝者という立場で試合に臨まなければならないんですね。それを考えれば、調子が崩れてしまうのも仕方がないと思います。何より、あんなに素晴らしいショートを見せてくれた真央ちゃんだからこそ、次はもっといいプログラムを見せてくれる!!と信じて、応援したいと思います。どうかメディアも残念残念って言わないでほしい…。
安藤も去年のシズニー(シーズン序盤絶好調、後で失速)みたいにならないとは限らないんだから、「完全復活!」とか騒ぎ立てないであげてほしいです><

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(SP首位に立つも総合三位)

浅田舞は総合6位とがんばりました。やっぱりまだジャンプが安定しない。2度の転倒は痛かったです。Campbell'sのときよりはコンビネーションジャンプを増やしたりしていますけどね。やっぱり加点要素がないんです。妹の真央や安藤、マイズナーとはまだ戦えないレベルだと言わざるを得ません><PCSでせめて6点台を揃えるようになってこれるといいんですけどね。ただ、スケーティングの優雅さは出場選手の中でもトップクラスだと思います。中国杯にも出られることになったし、ぜひ頑張ってほしいです♪

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(最終グループ入りと健闘。写真は他の大会)

今年のスケートアメリカは男女ともにシングルは日本選手が優勝。金メダルを獲った織田も安藤も、序盤から調子がよさそうです。2人とも昨シーズンは悔しい思いをしていますから、気持ちも新たに頑張っていってくれそうです。世界チャンピオンのKimmie Meissnerもやっぱりすごかった。綺麗で安定感あるジャンプ、手の動き、身のこなしは世界選手権のときよりもさらに磨きがかかったように感じました。それに、SPの失敗をバネに1日で調子を戻してきたのも素晴らしい。浅田真央は本当に残念だったけど、Meissnerが挑戦しなかったトリプルアクセルに果敢に挑んでいきました。NHK杯でぜひ最高の演技を見せてほしいと思います。スイスのSarah Meierもショートだけでは浅田真央を抜く3位と健闘しました。まだまだグランプリシリーズは始まったばかり。来週のスケートカナダには高橋大輔や村主章枝が出場します。大いに楽しめるはずです(^-^*)

詳しいジャッジスコアはコチラ

スケートアメリカの各選手のFSが動画で見られます☆
ぜひご覧ください。下のリンクをクリックすれば再生が開始されます。
もちろん無料で見ることができます♪

安藤美姫 「ヴァイオリン協奏曲(メンデルスゾーン)」

マイズナー「ガリシア・フラメンコ」

浅田真央 「チャルダッシュ」

浅田 舞 「白鳥の湖」

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2006 Skate America★SP編★

グランプリシリーズ第1戦となるスケート・アメリカが始まりました。
男子シングルは日本の織田信成が見事優勝。
女子は明日のFSで全てが決まります。
SP終了時点での順位は、

1位 浅田真央 (68.84)
2位 安藤美姫 (66.74)
3位 Kimmie Meissner (58.82)

となっています。
浅田真央のライバルはK. Meissnerになりそうだと予想していたのですが、安藤美姫が完全復活を思わせるような演技を見せて2位につけました。首位の浅田真央と三位のMeissnerには10点の差があります。Meissnerは最初のジャンプでバランスを崩し、手をついてしまいました。それに、気迫を見せた安藤や終始笑顔で余裕のあった浅田真央に比べて硬さが目立っていたように思いました。それでも、Meissnerは世界選手権でもSP3位から逆転優勝。トリプルアクセルを入れたFSでどんな巻き返しを見せるかは予測がつきません。浅田真央もトリプルアクセルを冒頭に入れてきています。Campbell'sに続いてトリプルアクセル対決になりそうですね。決まれば大きい、失敗すれば響く…跳ぶ本人達はプレッシャーを感じているかもしれませんね。それをはねとばしてバシッと決められた選手がトップに立つのでしょう。安藤美姫は4回転ジャンプを封印し、確実なジャンプ技術を再習得。今日のSPでも綺麗なジャンプを見せてくれました。これで女子も三回転+三回転での勝負が中心になってきそうです。浅田真央、Kimmie Meissnerももちろん飛べますしね。逆転があるのか、真央1勝か…今からドキドキ、そして楽しみです。

まずは、現在3位のKimmie Meissnerから見ていきたいと思います。世界チャンピオンとして出てきた彼女。きっとすごいプレッシャーだったと思います。シャープな身のこなしが魅力の彼女が、何だか落ち着かない感じで演技を始めました。最初のジャンプは3ルッツ+3トウループのはずが、回転不足&手をついてしまい、滑り出しでちょっとつまづいてしまいました。そのほかに目立ったミスはなくクリアに演技できていましたが、浅田真央と安藤美姫に大きく引き離された得点で3位となってしまいました。Campbell'sでもそうでしたが、まだ本調子ではないのかもしれません。フリーでは3アクセルを見せるのでしょうか?楽しみですね!!

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(SP3位のKimmie Meissner)

Kimmie VS Maoになるのではないかと予想する人が多かった今年のスケートアメリカ。でも、ノーミスの演技を見せて2位につけたのは日本の安藤美姫でした。Campbell'sで見せた強気の「シェヘラザード」。今度は気迫を感じさせる出来だったと思います。曲が始まった途端表情を変えて、シャープな動きを披露。最初のジャンプはトリプルルッツ+トリプルループのコンビネーション。これはきっちり成功させました。原点に戻ってジャンプの基礎を叩き込んできたのがよくわかる、彼女らしいジャンプでした。次はトリプルフリップ。これも綺麗に決まりました。安藤のジャンプは回転速度が速いのでエネルギッシュなんですね。見ごたえがあります。

次の要素は、音楽に合わせてのびのびとしたレイバックスピン。音楽との調和もうまくなりました。最後のジャンプとなるダブルアクセルも決めて、今日もジャンプは全て成功。スパイラルではレベル4にプラス評価をもらいました。今シーズンの安藤はスピンもよくなりました。ポジションも回転スピードも安定していて、すごくいいと思います。今回もフライングシットスピンや最後にいれたコンビネーションスピンが本当に綺麗だったと思います。そして終盤のストレートラインステップでは、自信に満ちた力強いステップを見せてくれました。昨シーズンは一体何だったんだろう?昨シーズンが彼女を成長させたんだと思えるような、安藤美姫の演技を見ることができました。得点は66.74のパーソナルベスト。浅田真央とは約2点差で2位につけました。明日はフリー初披露。逆転も十分あり得ると思います。

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(完全復活か?SPで2位につけた安藤美姫)

そして、今日最も印象に残ったのは浅田真央の演技です。
初披露となるショートプログラムの曲はショパンの「ノクターン」です。誰でも耳にしたことがある、しっとりとしたピアノ曲。カルメンやくるみ割り人形など元気な音楽を使うことが多かった真央ちゃんが、ゆったりとしたピアノ曲でどんな演技を見せるのか楽しみでもあり、少し心配でもありました。荒川静香が昨シーズンの全日本選手権まで(つまり五輪以外)使っていたのも、ゆったりとしたピアノ曲、「パガニーニの主題による狂詩曲第18変奏」でした。でも、ジャンプのタイミングが掴みにくく、何だか間延びしてしまうということで、五輪ではプログラムを変更しています。真央ちゃん、そんなことにならないといいけど…と内心思っていました。ところが…衣装といい、動きといい、振り付けといい、全てが彼女にぴったりと合っているんです。そして、曲調に合わせた表現の上手さに磨きがかかって、ジャンプの正確さも増していました。終始笑顔で疲れも見えません。

それではひとつずつ見ていきたいと思います。最初のジャンプはトリプルルッツ。GOEで減点しているジャッジもいますが、流れがあって綺麗だったと思います。コンビネーションジャンプは2つ目に持ってきました。これがトリプルフリップ+トリプルループ。余裕を持ってしっかりと跳べていました。ISU国際大会開幕戦SPの上位三人が三回転+三回転を持った選手…。これはますますこれからレベルの高い争いになってくるんでしょうね。スパイラルもとても安定感があって美しい。レベル4の評価をもらっています。最後のダブルアクセルはステップから入る難しい技術を見せてくれました。それでも流れをうまく作って、その難しさを感じさせません。コンビネーションスピンもレベル4の評価。Cambell'sではスピンに元気がなかったのですが、今回はスピードもポジションもよかったですね。ノクターンの美しい旋律にのって、優雅にやわらかに進んでいったストレートラインステップは素晴らしかった。ステップや手の動き、身のこなしが音楽にぴったりで、観客を引き込んでいました。評価もレベル4以上の点数となって現れています。このストレートラインステップは印象に残りました。そして、フライングシットスピンとレイバックスピンで演技終了。息のもれる完璧さでした。得点は何と68.84!!もちろんパーソナルベストです。何度でも繰り返し見たいと思える、そんな素敵な演技でした。さて、明日のフリーはどんな滑りを見せてくれるのでしょうか。

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(完璧な演技でSP首位に立った浅田真央)

この順位が明日のフリーでどう動くのか。
今から楽しみで仕方ありません。
早く動画アップされないかなぁ…。
エッジが氷を削る音、あそこまで聞かせる意味はあるの?
ちょっと疑問でした>テレ朝さん。

各選手のショートプログラムの演技を動画で見られます。
YouTubeって便利ですね~!!
ぜひご覧ください♪

浅田真央 「ノクターン」

安藤美姫 「シェヘラザード」

マイズナー「スノーストーム」

浅田 舞 「リベルタンゴ」

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★もうすぐGPS開幕★

今週末はいよいよスケートアメリカです。
ここから毎週末グランプリシリーズの試合があるわけです♪
全試合見る気満々!!すごく楽しみです♡

↓全試合放送されるので、ぜひご覧あれ↓
テレビ朝日系 グランプリシリーズ放送予定
BS朝日 グランプリシリーズ放送予定

↓ここも要check!!↓
グランプリシリーズ各大会のエントリー表(女子シングル)

初戦はスケートアメリカ。
日本からは、安藤美姫、浅田舞、浅田真央が出場します。
現世界チャンピオンのキミー・マイズナーもエントリーしています。
Campbell'sの出来を見る限り、真央・安藤・マイズナーに注目!!
安藤はジャンプの基礎を再習得して臨みます。Campbell'sで見せた完璧なジャンプをまた見せてほしいですね。真央ちゃんのSPもここで初披露。ショパンのノクターン、どんな仕上がりでしょうか。フリーでは今度こそ3Aを成功させられるといいなぁ。GPF優勝者というプレッシャーをできるかぎり感じずに試合に臨めるといいですね。舞ちゃんは四大陸選手権以来のシニア世界大会。Campbell's以上の出来を持ってこられれば上位が期待できるはずです。SPは「リベルタンゴ」。FSとは違った彼女が見られそうです。

強敵あれど、ここはぜひ日本勢に頑張ってほしいです。

2戦目はスケートカナダ。
日本からは村主章枝と恩田美栄が出場します。
村主は五輪4位(メダリストは誰もGPSに出ない)、世界選手権銀メダルの実力を発揮してほしいと思います。恩田美栄にも自分らしく滑ってほしいなと思っています。
そして、この大会がシニア世界大会デビューとなるキム・ユナも登場。
どんな滑りを見せてどこに食い込んでくるのか、見ものですね。浅田真央に完勝した世界ジュニアを見る限り、シニアでも十分通用する力があります。そして彼女も三回転+三回転をSPから見せてくれることでしょう。地元カナダのロシェットもここで第1戦を迎えます。昨シーズン実力をかなり上げました。そして昨年スケートカナダ優勝、グランプリファイナルにも出たアリッサ・シズニーも登場してきます。彼女の魅力は何と言ってもスピンでしょう。ジャンプを決めてきたらかなり高く評価される選手です。楽しみな試合になりそうです。

第3戦はカップ・オブ・チャイナ。
日本からは中野友加里、澤田亜紀、浅田舞が出場します。
棄権した選手に代わって浅田舞の招待が決まったことは嬉しい限りです。
昨年GPF銅メダリストの中野がここで登場。3Aもぜひ見たいです。ビールマンスピンも今年から取り入れてくるという話も聞きました。シンデレラガールと呼ばれ続けたからか(?w)FSは「シンデレラ」だそうです。SPはSAYURIのサントラからの「Geisha」です。どちらもお披露目が楽しみです。澤田亜紀はシニア世界大会デビューとなります。実力はかなりあるはず。
気負わずに自分らしく演じて、1戦目を楽しんでほしいです♪舞ちゃんも中国杯のほうがリラックスして出られるかもしれませんね。中野には1戦目から金メダル狙い(ファイナル狙い)で行ってほしい。ライバルになりそうなのは、ロシアのソコロワですね。彼女は昨年のスケートアメリカ優勝。GPF5位、世界選手権4位の実力派です。ここで彼女に1位を譲っては危ないよ~、友加里ちゃん><彼女には有利なロシア杯が待っていますからね。

第4戦はトロフィー・エリック・ボンパール。フランス杯です。
フランス杯は名前が変わるみたいで、Cup of Franceとは言いません。
前はTrophee Laliqueとかじゃなかったかな。
2戦目(1人2大会まで出場可)に入る選手が多いので、試合のレベルも上がってきます。日本からは安藤美姫ひとりが出場。これはぜひ表彰台に上がってほしい!!マイズナー、キム・ユナ、ロシェットなど同世代の選手との戦いになりそうです。マイズナーとユナの対決も見られそうですね。シニアの世界チャンピオンとジュニアの世界チャンピオン、年齢は1歳違いですからね。ここに真央ちゃんが入ってたら面白かったと思います。若しくはスケートアメリカにユナが入っていてもいいですね。三つ巴はお預けとなりました。ファイナルで顔を合わせるということもあるかもしれませんね。

第5戦はカップ・オブ・ロシアです。
日本からは恩田美栄と澤田亜紀が出場します。この大会は地元選手ソコロワに有利になるかもしれません。他にはアリッサ・シズニーも登場。ここで勝てれば1年でいかに成長したかを見せることができますね。スイスのサラ・マイアーもアメリカ大会に続く2戦目で出場します。ヴィクトリア・ヴォルチコワというロシアのベテラン選手も登場します。

そして最後、第6戦はNHK杯。日本大会です。
今年の開催地は名古屋みたいですね。
去年大阪だったのに…行けばよかった(泣)かなり遅い後悔ですがw
日本からは、浅田真央、中野友加里、村主章枝が出場します。
男子も豪華です、高橋大輔、織田信成、小塚嵩彦の三人。織田はスケートアメリカ、高橋はスケートカナダに出ますから、現在の日本の2トップが全日本選手権を前に直接対決となるわけですね。そして、小塚崇彦はシニア世界戦デビュー。世界ジュニア優勝、ジュニアグランプリファイナル優勝と、05-06シーズンを最高の形で終えた選手です。昨年の全日本選手権は高橋や織田に迫る4位という成績ですから、シニアでも十分通用するでしょう。世界選手権2年連続優勝、トリノ銀のランビエールも出てきますから、日本勢だけの対決とはならないでしょう。

女子は日本勢対決になりそうな予感がします。
もしかすると…表彰台独占なんてこともできるかもしれません。
去年は中野友加里が優勝、村主章枝2位…しかし惜しくも安藤美姫が4位となり表彰台独占はなりませんでした。でも今年はその昨年の1、2を残しもう一人は浅田真央ですから、大いに期待できると思います。日本のトップスケーター達が日本で試合ができるわけですから、最高の演技が見られそうですね。昨年のGPFメダリストが2人いて、世界選手権銀メダリストもいる。これは期待せずにはいられません。他の選手は、ジュニアから上がってきた若い選手が多いです。彼女達がどんなスケートを見せてくれるか、これも楽しみですね。応援したいのが、キム・チェファ選手。彼女は世界ジュニアで7位に入った選手で、これがシニア世界戦デビューかな。韓国代表ですが、関西の高校に通って関西のリンクで練習している子なんです。コーチも日本人。生活拠点が近い選手って応援したくなるんですよね。他には、世界選手権で銅メダルを獲ったこともあるイタリアのコストナーが出てきます。昨シーズンは不調でしたが、世界選手権を前に調子を整えてくることでしょう。ここで日本人選手にはファイナル出場を磐石のものにしてほしいです。

そして…獲得ポイント順位上位6名がGrand Prix Finalに出場するんですね。
今年の開催地はロシアのサンクトペテルブルグ。寒そう~!!><
日本から去年みたいにたくさんの選手が出られるといいですね☆☆☆
去年と同じく、表彰台の真ん中に、日本人選手が立ってくれたら最高!!
どんでん返しも…実は面白くて好きですけどねwww

さてもう間近に迫ったスケートアメリカ。これからのグランプリシリーズ各大会を、素人ながらレポートしていけたらいいなぁと思っています。みなさんぜひ読んでくださいね♪

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Campbell's★後編★

後編は浅田真央キミー・マイズナーです。

彼女達は新しいフリーのプログラムを披露しました。
去年の浅田真央は「くるみ割り人形」。
マイズナーは「シバの女王ベルキス」。
どちらも元気いっぱいにジャンプやステップを披露し、素晴らしい結果を出しました。

滑走順とは逆になりますが、先にキミー・マイズナーの演技から。
五輪や世界選手権の頃よりずっと大人っぽくなって現れたマイズナー。でもまだ若干17歳の現世界チャンピオンです。衣装も彼女によく似合う青色です。彼女はしまった体、長身、長い手足を生かして、美しいジャンプやスピンを見せてくれる選手ですから、今シーズンも本当に楽しみです。フリーの曲は「ガリシア」というフラメンコ音楽です。去年の「正統派」を感じさせる曲とは一味違いますね。

最初のジャンプはトリプルルッツ+トリプルトウループのコンビネーションジャンプ。これは綺麗に決まりました。さすが世界女王、と思わせる正確だったと思います。彼女はジャンプもスピンも独自性をしっかり持っていて(シルエットで見ても分かりそう!)素晴らしいなぁと思います。そして音楽に合わせた表現がとても上手。スケーティングも優雅ですし、音にあわせてスケート靴の先で氷を叩いたりする演出も見せていますね。次のジャンプはトリプルアクセルがシングルになってしまいました。昨シーズンはダブルに変更することが多かったですが、今年は成功率が上がっているかなぁと思っただけに残念なミスでした。このミスで流れに乗りにくくなってしまったのか、2つ目のコンビネーション、トリプルフリップ+トリプルトウループで転倒してしまいました。冒頭のジャンプに2つのミス…気が焦ってきてしまうでしょうね。少し感じが変わった曲に合わせてストレートラインステップを踏んでいきます。

その後に入れたコンビネーションスピンはとても綺麗でした。回転速度もいいですし、ポジションもしっかりしていますね。安定感も抜群。「自分らしくて美しい」そんなスピンを彼女はいつも見せてくれます。レベル4に+評価を貰っています。そのコンビネーションスピンと次のジャンプの間のスケーティングは表現力の高さを見せてくれました。流れの中のトリプルサルコウ、しっかり成功しています。下りた後も流れは途絶えませんでした。次はスパイラル。あまり足は高く上がりませんが、手の動きや軌道の描き方など、評価する点はたくさんありますね。これもレベル4です。これもそのままの流れでジャンプに入っていき、トリプルループを成功。大きな歓声が上がっていましたね。そしてシットスピンフライングキャメルスピンと連続してスピンを見せました。

続くジャンプはトリプルルッツ。でも1回転になってしまいました。ここまで最初のミスを引きずらずには来ていましたが、ここで再びミスが出てしまいました。音楽に追いつこうとあわてて立ち上がり、最後のジャンプであるダブルアクセル+ダブルトウループ+ダブルループを成功。この三連続を終盤に持ってきて、世界選手権ではスタンディングオベーションをもらったのですが、今日はあまり高い評価とはいかなかったですね。最後に入れた足換えコンビネーションスピンは綺麗でした。疲れていても、最後までしっかり滑りきりました。

得点はTES52.27+PCS57.79=108.86でした。
スケートアメリカまでにはもっと厳しく調整して、万全の態勢をつくってくるはずです。世界チャンピオンとしてのプレッシャーがあっても、ミスが出てもこのくらいの得点をとってくる選手ですから、すごいですね。本当にこれから楽しみです♪

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(現世界チャンピオン、Kimmie Meissner)

動画はコチラ↓↓です☆
キミー・マイズナー「ガリシア」

次は浅田真央の演技を見てみましょう。
フリーの曲は「チャルダッシュ」です。特徴的な旋律が印象に残る舞踊曲です。
本当に毎回試合やアイスショーに出てくるたびに大人っぽくなっていきますね。
身長も伸びて、体つき顔つきが変わってきています。

最初のジャンプはステップから入るトリプルアクセルでしたが、回転不足で2回転判定の上、転倒…。これは惜しかったですね。トリプルアクセルの基礎点は7.5ですが、今回のミスで得点は1.20に。大きなロスですね。次のジャンプはダブルアクセル+ダブルトウループ。ここも本当はトリプルアクセルからのコンビネーションを考えていると思います。このジャンプはミスはしていませんが、力が余ってしまったような何だか彼女らしくないジャンプでしたね。音楽にもまだ体がなじんでいないような印象を受けます。でも、ミスを引きずらずに次のトリプルフリップ+トリプルループの三回転+三回転コンビネーションジャンプを見事成功。彼女のジャンプは本当に正確で安定していて、綺麗ですね!!これは、マイズナーが跳んだトリプルルッツ+トリプルトウループより基礎点の高いジャンプです。つまり、難易度も高いんですね。

そしてチャルダッシュの有名なメロディーに乗って、観客から手拍子を貰ってのサーキュラーステップ。リンクに円を描くステップですね。レベル4の評価をここでもう貰っていますが、これから試合を重ねる毎にまだまだマイナーチェンジして滑らかなステップになってくると思います。そして足換えのコンビネーションスピン。その中で片手のビールマンスピンも披露しています。今日はいつもより少しスピンがゆっくりかな?と思いました。そして優雅な曲調に乗って滑らかなスケーティングを見せ、ステップから入るダブルアクセルを綺麗に決めました。続くトリプルフリップも余裕があって完璧でした。ミスは全く引きずっていないですね。

スパイラルは少しマイナスの評価を受けていますが、キャッチフットの姿勢なんかはとっても綺麗でした。ここも流れを崩さずにジャンプに入っていきます。曲の変化にぴったり合ったトリプルループ+ダブルループ+ダブルループの三連続コンビネーションジャンプ。終盤になってもなお余裕を感じさせますね。そしてドーナツスピンを入れたコンビネーションスピンを見せ、最後のジャンプもタイミングはばっちり!そして綺麗なトリプルルッツでした。高さも保っていますしね。最後はレイバックスピン(→ビールマンスピン)フライングシットスピンを見せましたが、やっぱり今日は少しスピンは精彩が欠けたような気がしました。でも彼女もスケートアメリカが楽しみな出来になりました。冒頭のジャンプさえ決まれば怖いものなんかありません!

得点はTES60.35+PCS56.01=115.36でした。プログラムコンポーネンツは6点台が3つあって、全て7点台を揃えたマイズナーよりも低い点数になりました。でも、この時期としては驚異的な点数ですね。そして女子のチームジャパンはアメリカを下して優勝!スケートアメリカと同じ顔ぶれでのこの試合は、きっといい刺激になったことでしょう(^-^*)楽しみです◎

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(大人の曲に挑戦、浅田真央)

動画はコチラ↓↓です♡
浅田真央「チャルダッシュ」

いよいよGPS開幕直前!!日本選手にはぜひぜひ頑張ってほしいです。

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Campbell's★前編★

今日は今シーズンの開幕戦になる「日米対抗フィギュア」(キャンベル国際競技会…というそうです)が行われました。日米両チームとも三人の選手が出場。1人がショートプログラム、あとの2人がフリーの演技をします。日本からは安藤美姫、浅田舞、浅田真央が出場。安藤がショート、浅田姉妹がフリーを披露。いずれも新プログラムでした。アメリカからはサーシャ・コーエン、キミー・マイズナー、エミリー・ヒューズが出場し、コーエンがショートを滑りました。結果から言うと、日本チームの勝利!!男子はアメリカが勝ったのですが、女子は日本の強さを見せることができました。

それでは順番に一人ずつ見ていこうと思います。
勝手ながらアメリカのエミリー・ヒューズは割愛しますm(_ _)m

最初に両チームの顔ぶれを見たとき、「これは勝てないんじゃ…?」と一瞬思いました。安藤美姫は昨シーズンは全く成績が出せず「オリンピックに出るな」ぐらいのバッシングを受けるほどだったし、浅田舞はシニアでの成績はまだあまり残せていない。四大陸選手権では6位になりましたけどね。浅田真央は昨年大活躍したものの、相手チームは五輪銀メダリストに現世界チャンピオン…アメリカ有利に見えました。

1番滑走は日本の浅田舞。今シーズンのフリーは「白鳥の湖」です。衣装もぐっと大人っぽいものになりましたね~!彼女は本当に綺麗で、スタイルがいいですね。優雅でやわらかなスケーティングは見ていてとても心地いい。手の動かし方や身のこなしが美しい選手に成長してきているなぁと思いました。でも全体で見るとまだ何となく硬さがあって、ジャンプも少し弱さがあるように思っていました。でも今日の舞ちゃんはジャンプをほとんど成功。ステップも優雅だし、難しいスピンもどんどん取り入れていました。滑り出しから、綺麗さに磨きがかかったことがすぐに分かりました。最初のジャンプはトリプルルッツ。流れがあって、とても綺麗でした。昨年の全日本選手権のときよりもジャンプの安定感が増しています。続くトリプルフリップもよかったです。その次のジャンプ、トリプルループは助走の段階から何だか不安そうで、着氷もあまりクリアではありませんでした。GOEで少しだけ減点されています。それでも序盤に入れた3つのジャンプの出来はよかったと思います。

次の要素はスパイラルシークエンス。これはかなりしんどい技でしょうね~、見ていて思います。普通に足を上げるだけでもしんどいのに…。舞ちゃんも自分で足を下げる前に下がってきてしまっているのが見てとれます。レベル4のスパイラルでしたが、GOEで減点されているので残念です。レイバックスピン→ビールマンスピンはとても綺麗でした。昨シーズンはビールマン入れてなかったですからね。まだまだ進化中です。次のジャンプ、トリプルトウループも決まりました。コンビネーションジャンプがなくて寂しいなぁ…と思っていたらここに入れてきています。曲の盛り上がりに合わせて綺麗に跳んだトリプルフリップ+ダブルトウループ。その後の曲調の変化ともマッチしていて素敵でした。ストレートラインステップはかなり上達したように思います。ステップそのものをこれから改良してくるでしょうしね◎コンビネーションスピンはポジションもしっかりしていてよかったです。ジャッジも加点してくれています。本当にひとつひとつの要素の質を上げたなぁ…と見ていて何度も思いました。

ところが、次のトリプルサルコウの着氷でバランスを崩して手をついてしまいました。今日はジャンプがかなり良かっただけに、このミスがとても勿体無い!!そこから(もしくはコンビネーションスピンあたりから?)舞ちゃんに疲れが見えてきます。音楽においつくために少しスケーティングに焦りが出てしまったかな。でも最後のジャンプ、ダブルアクセルはきちんと成功しました。ただ、その後のスピンはどちらもスピードが落ちていたように思いました。次の舞台となるスケートアメリカまでには、4分間きっちり元気に滑りきれるスタミナをつけてくるはずです。目立ったミスはサルコウで手をついたことくらい。かなりいい出来でした☆ただ、これからのグランプリシリーズでライバルになる妹の真央、そしてマイズナーなどはコンビネーションジャンプをばんばん跳んできます。彼女達は三回転+三回転も持っている。それに対して舞ちゃんは今回1つだけ…。これではやっぱりかなり差が広がってしまいます。コンビネーションジャンプの基礎点は大体10点くらいありますからね。今回も予定はしていたけどコンビネーションにできなかったということかもしれないけど…。スケートアメリカではせめてもう1つくらいコンビネーションが跳べたらいいと思います。

得点は103.27パーソナルベストを更新。五輪や世界選手権で活躍したヒューズを上回る得点でした。これから成長できれば、GPSでも十分上位争いに入っていけるのではないかなぁと思います。シーズン序盤に飛ばしすぎるのだけは気をつけてほしいですが…。スタミナをつけて、細かいところも磨いていければ、今シーズンの浅田舞はぐっと飛躍するかもしれません。

Mai

YouTubeに動画がアップされていました。無料なのでぜひ見てくださいね☆
浅田舞「白鳥の湖」    (←クリックで再生開始)

次はショートプログラム対決。
日本は安藤美姫、アメリカはサーシャ・コーエンです。
安藤美姫から見ていきます。

安藤美姫の新プログラムは「シェヘラザード」のようです。これはフリーで使う曲だと思っていたので少し意外でした。青い衣装に身を包んでリンクに立った彼女は、かなりスリムになっていました。頬なんか、そげたみたいになってましたしね。昨シーズンの彼女を見ていれば、その違いは一目瞭然です。音楽が始まると、シャープに体を動かして「昨シーズンとは違うぞ」というアピールを一瞬でしてきました。

最初の要素はトリプルルッツ+ダブルループのコンビネーションジャンプ。流れの中で、軽やかに跳んでいました。彼女のジャンプは回転の速度が速いので綺麗に決まったときはかなり見ごたえがあります。続くトリプルフリップも余裕を持って跳んでいました。天才少女と呼ばれ、どの大会に出ても優勝していた安藤美姫に戻ってきています。そして、シェヘラザードの中でも有名な旋律に乗って、のびやかで綺麗なレイバックスピンビールマンも前よりよくなっていると思います。ジャンプやスピンだけでなく、流れを作るスケーティングがとても優雅になっています。もう走るように滑っていた安藤ではありません。最後のジャンプはダブルアクセル。これも成功。ジャンプは全て完璧でした。出場選手の中でも、ジャンプの正確さは彼女がいちばんだったと思います。

スパイラルは少しまだ硬さがあるものの、「体をひねっているだけ」のような前のスパイラルからは抜け出せていました。GOEでも加点されてますしね。今回はほとんどの要素にジャッジからの加点を貰っています。フライングシットスピンも軽やかでした。疲れは見えず、余裕を持った表情で滑れています。終盤に入れたストレートラインステップは力強く、スピーディーに進んでいきます。まだ荒っぽいけど、評価はレベル4!!ステップ自体になめらかさが出るともっといいんじゃないかな☆ジャンプはもちろんよかったんですが、私がいちばん「おっ!」と思ったのは最後のコンビネーションスピンでした。速度はしっかり保って、どのポジションもじっくり見せながらゆるやかに次の体勢に移っていく、まっすぐに伸ばしたキャメルスピン、美しく反ったレイバックスピン…とても魅力的でした。

得点はパーソナルベストとなる63.57!!プログラムコンポーネンツ全項目7点台を揃えました。そしてこの得点はチームアメリカでショートプログラムを披露したコーエンを上回る得点です。コーエンの昨シーズンの成績と安藤の成績ももちろんだいぶと違いますが、新プログラムで臨んだ安藤に対し、コーエンは04-05シーズンから変わらず「黒い瞳」。五輪でも世界選手権でも首位に立ったこの得意のプログラムで敗れたことは、コーエンに何かを考えさせるかもしれません。また、安藤にとっては大きな自信になるでしょう。ただ、コーエンはGPSには出場せず、シーズン後半に照準を合わせてきていますから、ここだけの出来を比較するのは微妙なんですけどね。夏の間プログラム作りに専念できた安藤とChampions on Iceなどでオフもあまりなかったコーエン。コンディションの違いもあったでしょう。

安藤美姫は私より1歳若い大学1年生。去年は数々の迷言??のため、心から応援できたとはいえない選手なのですが、この時期の女性は体調管理がすごく難しいというのは事実だと思うんですね。食事を抑えても簡単に体重が落ちなかったり、ストレスがむくみや顔つきにすぐに出てしまったり…。体としてはそう簡単に必要な脂肪をなくしてしまうわけにはいきませんから、そう簡単には減りません。体が重くなる→成績もふるわなくなる→余計にストレスを溜め込んでしまう…という状況だったのでしょう。全日本や五輪のときの彼女は相当追い込まれていたと思います。でも、そのストレスから今は開放されて、この演技につながったのかもしれません。五輪とは直接関係のない今シーズン、新しい気持ちで1から目指す世界選手権代表や全日本選手権の王座奪還。シニア世界大会初挑戦シーズンだった去年の浅田真央やマイズナーのようなフレッシュな気持ちで安藤が試合に臨めば、もともと持っている高い実力もありますから、かなり強いのかもしれません。ぜひ頑張ってほしいです。

Miki

安藤も動画がありました!ただし、実況・解説は英語です。
安藤美姫「シェヘラザード」 (←クリックで再生開始)

前編最後は、アメリカのサーシャ・コーエン。昨シーズンは全米選手権優勝、トリノオリンピック銀メダル、世界選手権3位と大活躍でした。でも、ここぞというところでの失敗がなければ、その三大会全てで金メダル獲得、ということも有り得たかもしれません。彼女の持ち味はやっぱりスパイラルシークエンス。彼女のスパイラルの右に出る者は当分出てこないでしょうね。それなのに、余裕そのものでじっくり見せてくれます。そのスパイラルにもぜひ注目して見てください。

グランプリシリーズ欠場の彼女は、連覇を懸けた全米選手権まで練習に専念するのか(はたまた映画などにまた出るのか)、ショートプログラムは昨シーズンと同じ「黒い瞳」です。これを使うのは3シーズン目ということになります。いい加減煮詰まってきたりしないのか心配ですが…。コーエンは私のかなり好きな選手でもあるので時々公式サイトを覗くのですが、今シーズンのショートは「黒い瞳」で決定のようです。フリーは「TBA」となっています。…TBAという曲ではありません。To be announced、つまり近日発表ということ。お披露目はやっぱりNationalsになるのでしょうか、気になりますね。「くるみ割り人形のパ・ド・ドゥ」や「ロミオとジュリエット」などメロディアスな曲で2年続いたので、今回は得意のアップテンポの曲に変えてくるのかなぁと思ったりしています。

小柄で可愛い姿でリンクに現れた彼女。何と衣装はそのまま…。マイナーチェンジはしているかもしれないし、彼女にもプログラムにもピッタリではあるけど。でも全米選手権に出てくる頃には衣装は変わっているでしょう。今日のサーシャはあまり元気やキレが感じられない滑りでした。さっきも少し書いたように、Champions on Iceツアー続きでオフらしいオフもなかったのかもしれません。冒頭から力強く押していった安藤との差が最初から出てしまいました。最初のコンビネーションジャンプはトリプルルッツ+ダブルトウループ。(安藤はダブルループを跳んでいるので基礎点が少し高い)このジャンプは綺麗でした。続くジャンプはトリプルフリップ。音楽とバシッと合うところなのでぜひ決めてほしかったんですが、まさかのミス。シングルフリップ、1回転となってしまいました。安藤がジャンプを全て完璧に決めただけに、余計このミスが目立ってしまいましたね~!!フライングシットスピン、もちろんコーエンらしく綺麗なんですけど、いつもの「黒い瞳」に見られるような速い回転と力強さが足りないような気がしました。五輪のショートのときなんか、もう「気迫」に満ち満ちてましたからね。でも、ミスを引きずらずに最後のジャンプ・ダブルアクセルを成功。

元気を取り戻して、スパイラルへ入る前のスケーティングを力強く見せてくれます。そして、最大のアピールポイント、完璧としか言えないスパイラルシークエンス!!レベル4の上にGOEで加点されますから、これだけでトリプルジャンプ1個分くらいの点数を取ることができるんですね。どのポジションもとても美しく、見とれてしまいます…。誰よりも綺麗なスパイラルを誰よりもじっくり見せてくれるのが彼女の魅力であり、強みですね。レイバックスピンも彼女独特のものがあって、とても綺麗です。そして終盤のストレートラインステップは、いつも観客をぐっと惹き込むものがあるんですね。だんだんスピードアップしていく曲に見事に乗って、表情・手の動き・身のこなし・力強くてなめらかなステップを見せてくれます。全体的に少し疲れがあったように思えた今回も、やっぱり最後は彼女独特のこのステップで楽しませてくれました。GOEで加点されていますからレベル4の評価を受けているんですね☆

最後のコンビネーションスピンも圧巻!!これもレベル4の上にGOEで加点されていますから、三回転ジャンプに匹敵する点数をもらえていますね。開幕戦でも、夏の疲れがあっても、これだけ見せてくれるサーシャ・コーエンはやっぱりすごい。世界選手権では、去年以上にライバルが多くなる中でも頑張って金メダルを狙ってほしいと思います。得点は61.55と安藤美姫を下回りました。プログラムコンポーネンツだけをとってみると、コーエンが上。ほぼ7点台後半で揃えて30点を突破。1シーズンごとに強くなっていく彼女ももうベテラン。円熟のような何かを、これからはプラスしてくることでしょうね。

Sasha850

コーエンの動画です☆ぜひご覧あれ♪
サーシャ・コーエン「黒い瞳」 (←クリックで再生開始)

明日は残る浅田真央とキミー・マイズナーについて書きます。YouTubeの動画ですが、最初は少し再生しづらいと思います。でも、一時停止にしてしばらく放置して、また再生したらスムーズに動き出しますよ~☆

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はじめまして♪

フィギュアスケートが大好き!!
そんな気持ちで、スケート専門のブログを始めました♪
ここには試合を見ての感想とか、好きなスケーターのこととか、色々綴っていけたらなぁと思っています。フィギュアスケートファン暦は正直かなり浅いのですが、気がついたらハマッていました。今ではどの試合も欠かさず見て、本屋さんに行けばスケート雑誌を買って…というふうになっています。それでもまだまだ素人。間違ってしまうこともあるかもしれませんが、徐々に成長していきますので、どうぞ見守ってくださいね☆

基本的に、女子シングルばかり見ています。果たしてこれで「フィギュアスケートが好き」と言っていいのか微妙ですが…。でも、最近はアイスダンスや男子シングルも見るようになりました。ペアはまだ見れてません…。当分はここに女子シングルの話題しか書けないかもしれませんが、ご容赦ください。

そして、みなさんのブログ、たくさん読ませて頂いています!!それで自分も始めてみたいと思いました。これからもどんどん訪問させていただきますね~^-^今の目標は、アイスショーか試合を見に行くこと。去年のNHK杯は大阪開催だったのに行けず…。早く実現させたい目標です。

さて、それでは早速グランプリシリーズやキャンベルクラシックなど、開設記念に触れていきたいと思います。ぜひぜひ読んでくださいね。リンク、コメント、トラバ大歓迎です。メインブログはプロフィールページにURLを載せてありますので、お暇なときでも覗いてみてやってください^^;

※日付を遡ってGPSやCampbell'sについて書いたので、「はじめまして」の日付を今月1日ということにしてあります。

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