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2006 Skate America★SP編★

グランプリシリーズ第1戦となるスケート・アメリカが始まりました。
男子シングルは日本の織田信成が見事優勝。
女子は明日のFSで全てが決まります。
SP終了時点での順位は、

1位 浅田真央 (68.84)
2位 安藤美姫 (66.74)
3位 Kimmie Meissner (58.82)

となっています。
浅田真央のライバルはK. Meissnerになりそうだと予想していたのですが、安藤美姫が完全復活を思わせるような演技を見せて2位につけました。首位の浅田真央と三位のMeissnerには10点の差があります。Meissnerは最初のジャンプでバランスを崩し、手をついてしまいました。それに、気迫を見せた安藤や終始笑顔で余裕のあった浅田真央に比べて硬さが目立っていたように思いました。それでも、Meissnerは世界選手権でもSP3位から逆転優勝。トリプルアクセルを入れたFSでどんな巻き返しを見せるかは予測がつきません。浅田真央もトリプルアクセルを冒頭に入れてきています。Campbell'sに続いてトリプルアクセル対決になりそうですね。決まれば大きい、失敗すれば響く…跳ぶ本人達はプレッシャーを感じているかもしれませんね。それをはねとばしてバシッと決められた選手がトップに立つのでしょう。安藤美姫は4回転ジャンプを封印し、確実なジャンプ技術を再習得。今日のSPでも綺麗なジャンプを見せてくれました。これで女子も三回転+三回転での勝負が中心になってきそうです。浅田真央、Kimmie Meissnerももちろん飛べますしね。逆転があるのか、真央1勝か…今からドキドキ、そして楽しみです。

まずは、現在3位のKimmie Meissnerから見ていきたいと思います。世界チャンピオンとして出てきた彼女。きっとすごいプレッシャーだったと思います。シャープな身のこなしが魅力の彼女が、何だか落ち着かない感じで演技を始めました。最初のジャンプは3ルッツ+3トウループのはずが、回転不足&手をついてしまい、滑り出しでちょっとつまづいてしまいました。そのほかに目立ったミスはなくクリアに演技できていましたが、浅田真央と安藤美姫に大きく引き離された得点で3位となってしまいました。Campbell'sでもそうでしたが、まだ本調子ではないのかもしれません。フリーでは3アクセルを見せるのでしょうか?楽しみですね!!

Meissnersp

(SP3位のKimmie Meissner)

Kimmie VS Maoになるのではないかと予想する人が多かった今年のスケートアメリカ。でも、ノーミスの演技を見せて2位につけたのは日本の安藤美姫でした。Campbell'sで見せた強気の「シェヘラザード」。今度は気迫を感じさせる出来だったと思います。曲が始まった途端表情を変えて、シャープな動きを披露。最初のジャンプはトリプルルッツ+トリプルループのコンビネーション。これはきっちり成功させました。原点に戻ってジャンプの基礎を叩き込んできたのがよくわかる、彼女らしいジャンプでした。次はトリプルフリップ。これも綺麗に決まりました。安藤のジャンプは回転速度が速いのでエネルギッシュなんですね。見ごたえがあります。

次の要素は、音楽に合わせてのびのびとしたレイバックスピン。音楽との調和もうまくなりました。最後のジャンプとなるダブルアクセルも決めて、今日もジャンプは全て成功。スパイラルではレベル4にプラス評価をもらいました。今シーズンの安藤はスピンもよくなりました。ポジションも回転スピードも安定していて、すごくいいと思います。今回もフライングシットスピンや最後にいれたコンビネーションスピンが本当に綺麗だったと思います。そして終盤のストレートラインステップでは、自信に満ちた力強いステップを見せてくれました。昨シーズンは一体何だったんだろう?昨シーズンが彼女を成長させたんだと思えるような、安藤美姫の演技を見ることができました。得点は66.74のパーソナルベスト。浅田真央とは約2点差で2位につけました。明日はフリー初披露。逆転も十分あり得ると思います。

Andosp

(完全復活か?SPで2位につけた安藤美姫)

そして、今日最も印象に残ったのは浅田真央の演技です。
初披露となるショートプログラムの曲はショパンの「ノクターン」です。誰でも耳にしたことがある、しっとりとしたピアノ曲。カルメンやくるみ割り人形など元気な音楽を使うことが多かった真央ちゃんが、ゆったりとしたピアノ曲でどんな演技を見せるのか楽しみでもあり、少し心配でもありました。荒川静香が昨シーズンの全日本選手権まで(つまり五輪以外)使っていたのも、ゆったりとしたピアノ曲、「パガニーニの主題による狂詩曲第18変奏」でした。でも、ジャンプのタイミングが掴みにくく、何だか間延びしてしまうということで、五輪ではプログラムを変更しています。真央ちゃん、そんなことにならないといいけど…と内心思っていました。ところが…衣装といい、動きといい、振り付けといい、全てが彼女にぴったりと合っているんです。そして、曲調に合わせた表現の上手さに磨きがかかって、ジャンプの正確さも増していました。終始笑顔で疲れも見えません。

それではひとつずつ見ていきたいと思います。最初のジャンプはトリプルルッツ。GOEで減点しているジャッジもいますが、流れがあって綺麗だったと思います。コンビネーションジャンプは2つ目に持ってきました。これがトリプルフリップ+トリプルループ。余裕を持ってしっかりと跳べていました。ISU国際大会開幕戦SPの上位三人が三回転+三回転を持った選手…。これはますますこれからレベルの高い争いになってくるんでしょうね。スパイラルもとても安定感があって美しい。レベル4の評価をもらっています。最後のダブルアクセルはステップから入る難しい技術を見せてくれました。それでも流れをうまく作って、その難しさを感じさせません。コンビネーションスピンもレベル4の評価。Cambell'sではスピンに元気がなかったのですが、今回はスピードもポジションもよかったですね。ノクターンの美しい旋律にのって、優雅にやわらかに進んでいったストレートラインステップは素晴らしかった。ステップや手の動き、身のこなしが音楽にぴったりで、観客を引き込んでいました。評価もレベル4以上の点数となって現れています。このストレートラインステップは印象に残りました。そして、フライングシットスピンとレイバックスピンで演技終了。息のもれる完璧さでした。得点は何と68.84!!もちろんパーソナルベストです。何度でも繰り返し見たいと思える、そんな素敵な演技でした。さて、明日のフリーはどんな滑りを見せてくれるのでしょうか。

Asadasp1_1

(完璧な演技でSP首位に立った浅田真央)

この順位が明日のフリーでどう動くのか。
今から楽しみで仕方ありません。
早く動画アップされないかなぁ…。
エッジが氷を削る音、あそこまで聞かせる意味はあるの?
ちょっと疑問でした>テレ朝さん。

各選手のショートプログラムの演技を動画で見られます。
YouTubeって便利ですね~!!
ぜひご覧ください♪

浅田真央 「ノクターン」

安藤美姫 「シェヘラザード」

マイズナー「スノーストーム」

浅田 舞 「リベルタンゴ」

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